IDT社、Orange Silicon Valley社、NVIDIA社がゲームとアナリティクスに最適なRapidIOベースのクラスタでコンピューティングのブレイクスルーを加速

NVIDIA社のTegra K1モバイルGPUをRapidIOインターコネクトで接続したスケーラブルな クラスタで何千ものノードが動作、クラス最高のコンピュート対I/O比率を実現

 

 IDT®社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、モバイルプロセッサを接続した高密度・低レイテンシのクラスタにより、オンラインゲームやハイパフォーマンス・コンピューティングやアナリティクスで求められる大量のデータを処理できるよう設計された画期的な計算アーキテクチャを開発したと発表しました。IDT社はOrange Silicon Valley社と協力し、最大16 Gbpsで複数のノードを接続するIDT社のRapidIO®インターコネクト技術を用いて、低電力のNVIDIA® Tegra® K1モバイルプロセッサによる高スケーラビリティ・低レイテンシの大型クラスタを共同開発しました。このアーキテクチャは1ラック当たり2,000ノード以上に拡張でき、PCI Express®やイーサネット技術では達成できない極めて高いGflop密度とエネルギー効率を実現します。

 その結果得られるのが、非常に小さな基板面積に組み込まれた、比類のないほど強力な計算能力です。1Uサーバ当たり最大23 Tflops、ラック当たり800 Tflops超の計算能力を持つこのクラスタアーキテクチャは、世界最高のスーパーコンピュータである中国の天河二号のおよそ2倍の計算密度を実現します。モバイルグレードのGPU技術に加えて分散交換とインターコネクトを利用し、クラス最小の設置面積でノード当たりのI/Oとコンピュートのバランスを取ることで、この密度を達成しています。

 「様々な規模で大量の低電力GPUをサーバラックに統合することで、アナリティクスとゲーム向けにクラウドベースの大型クラスタを構築する明確な道筋が業界で初めて示されました」と、The Linley Group社のJag Bolaria(ジャグ・ボラリア)氏は述べています。「これが達成されたことは、レイテンシが低くスケーラビリティが極めて大きな大型クラスタの開発が遂に可能になったことを意味します。このアーキテクチャは、無線ネットワークに年間約200万台導入される基地局にアナリティクスを併設するという課題に対処する中で、エネルギー効率的でなるべくレイテンシを抑えた方法により、驚くほどの計算能力を実現できます。」

 この新しいアーキテクチャは、データレートが16 Gbpsのコンピューティングコアを各ノードに合わせて搭載し、業界における現在の主な限界の一つであるコンピューティングとスループットのバランスを改善しています。40 GbpsのIDT RapidIO 10xN技術により、コンピュート対I/O比率は改善し続けるでしょう。

 このアーキテクチャは19インチの1U基板に60基のノード、ラック1台に2,000基以上のノードを搭載可能です。いずれのノードもファブリックレイテンシ時間はわずか400ナノ秒で他のノードと通信可能です。メモリ間のレイテンシは2マイクロ秒を下回ります。各ノードは、RapidIO NICへのTsi721 PCIe®と、データレート16 Gbpsで384 Gflops(I/Oビット当たり24回の浮動小数点数演算)のTegra K1モバイルプロセッサから構成されます。これは、データセンターのラックレベルや、無線アクセスネットワークの個々のアナリティクスサーバレベルで有益となります。

 このクラスタはNVIDIA社のJetson TK1開発キットによって実現しました。このキットは革命的なNVIDIA Tegra K1モバイルプロセッサを搭載します。世界最速のスーパーコンピュータに搭載されているのと同じNVIDIA Kepler® GPUアーキテクチャをベースとしたTegra K1は、完全にプログラマブルなCUDAコア192基により、高度なグラフィックス性能と計算性能を有します。

 「『ビッグデータ』分野をリードするイノベータ達は、その応用分野にRapidIOインターコネクトがもたらすメリットにますます注目しつつあります」と、IDT社のバイスプレジデント兼インタフェース/コネクティビティ部門担当ゼネラルマネージャを務めるSean Fan(ショーン・ファン)は述べています。「当社がOrange Silicon Valley社と協力して大量の低電力NVIDIAモバイルプロセッサをRapidIOで接続することで、コンピューティング全体、消費電力、バランスの取れたネットワーキングインターコネクトによるプロセッサへのフィードという3者のトレードオフに対処する画期的な手法が示されました。」

 

IDT社について

 IDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.idt.comをご覧ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeGoogle+ でもお調べいただけます。

 

  IDTおよびIDTのロゴは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

 

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