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データ・センターの概要
データ・センター・サブグループには、サービス・プロバイダ (xSP) が用意する専用設備が設置されています。ここにWebサイトが収容され、企業に対してデータ提供などのサービスが行われます。

エンタープライズLANと同じく、スタンドアロン型データ・センターは、ルーターとファイアウォールを通りメトロ部に接続します。センター内部では、主にレイヤ2と3のLANスイッチ層が多数のサーバーをつないでいます (設定については簡略図を参照)。機能面から見ると、これらのサーバーは3層構成です。受信リクエストは、通常、番号順に各層を通過します。第1層は、CPU集中型ではなく、帯域幅集中型で、一般にブレード・サーバーが使用されます。第2層には、フロントエンドを支援するCPU集中型のアプリケーションが配備されます。第3層には、データベース・サーバーが含まれ、非常に入出力 (ディスク) 集中型の層です。ストレージは各サーバーに搭載されていましたが、効率を上げるためにストレージ・ネットワークに統合されつつあります。これらのストレージ・ネットワークは、メトロ部に対して、遠隔バックアップのために接続されるか、ストレージ・サービスを受ける目的でも相互接続される傾向にあります。たとえば、Webの注文がWANからファイアウォールを通過して到着し、第1層のロード・バランサに送られます。ロード・バランサは、SSL (Secure Socket Layer) アクセラレータのサービスを使用してセキュアなレイヤを処理するWebサーバーにトランザクションを送信します。リクエストの種類が判定されると、Webサーバーはトランザクション・リクエストを第2層のアプリケーション・サーバーに渡します。ここは、実際のオーダー処理を実行する場所です。多くの場合、アプリケーション・サーバーがデータ・トランザクションを完了するためには、第3層にある顧客のアカウント・データベースやMRP (Manufacturing Resource Planning) システムにクエリを送ることが必要になります。必要な注文確認が、第1層のWebサーバーを介して遠隔地の顧客に戻されます。多くのエンタープライズはSANを装備した独自のデータ・センターを所有することになります。

データ・センター・アプリケーション
データ・センターで最も一般的なデバイスはサーバーです。サーバーの基本アーキテクチャは同じですが、それぞれの機能は実行ソフトウェアによって異なります。データ・センター・サーバーには、ブレード・サーバーのほか、任意のサイズやアーキテクチャのスタンド・アロン・サーバーがあります。実行される機能には、負荷分散、Webサーバー、プロキシ、アプリケーション・マネジメント、データベース・マネジメントなどが含まれます。サーバーに加え、サーバーを相互接続するレイヤ2スイッチやレイヤ3スイッチもよく使用されます。外部との接続を管理して保護する場合は、通常、ファイアウォール、IDS、IPS、ルーターが使用されます。サーバーに付属するディスクやテープ・ドライブのストレージ・システムは、徐々にストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) に移設されています。つまり、ファイバ・チャネルやiSCSIなどのストレージ向けプロトコルをデータ・センターで処理する必要があるということです。

アクセス・サブグループは、今後も引き続き"トリプル・プレイ"の提供を探索しながら、個人加入者がより多くのブロードバンド・リンクを使用できるように努力を続けることになります。使い古しの銅線リンクに代わり、新しい建物には光ファイバが導入されます。イーサネットは、加入者とサービス・プロバイダ間で使用されるレイヤ2プロトコルとなります。新しいアプリケーション・デバイスが加入者とサービス・プロバイダ間に導入され、VoPなどの新サービスがサポートされます。


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